こんにちはー！
ヘッドスパセラピストの関根です

今回もヘッドスパを覚えたい人向きに
覚えておきたい解剖生理をみていきながら
難しくならないようお伝えしていきたいと思います。

今日のテーマは・・・

頭の筋肉たち

もしかしたら、頭は頭蓋骨に皮膚が張り付いてると思ってる
人もいるかもしれませんが、しっかり頭にも筋肉があり、
がんばって働いてくれています。

そして、その頭の筋肉たちが緊張し続けたり、周りに
くっついてしまったりすると柔軟性が低下して
動きが悪くなっていきます。

すると、血液やリンパなどの体液循環の滞りによる育毛への
悪影響をはじめ、むくみ、頭痛、自律神経の乱れなど様々な
支障がおきてしまいます。

試しに頭皮に両手をあてて動かしてみてください。
スムーズに動きますか？
硬いところ、痛いところ、動きが悪いところはありませんか？

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頭には3種4つの筋肉と一つの膜があるのでみていきましょう。
（前頭筋・側頭筋・後頭筋・帽状腱膜）

※それぞれ＜お試しセルフケア＞をのせてます。
まずは、準備として頭皮全体を大雑把でよいので、
30秒両手の指の腹で軽くさすってからおこなってください。
緊張がほぐれ、浅いところのリンパの流れもよくなります。

前頭筋

おでこにある筋肉です。
眉を引き上げます。

柔軟性が衰えてくると、目元のたるみやおでこの深いシワの
原因になるので美容面でもしっかりケアしたいところです。

＜お試しセルフケア＞
目頭から上に上がってまゆ毛を越えたところを指先の腹でやさしく
円を描くように1分程度ほぐしてあげてください。
おでこの一番出っ張ってるところも同様に。

側頭筋

頭の両側、耳の周辺にある筋肉です。
アゴを動かして噛むときなどに活躍しています。
耳の上 5cmくらいのところに指先をつけてアゴを動かしてみる
と同じく動くのが感じ取れますね。

ストレスで噛みしめていたり、歯ぎしりグセや噛みグセのある人は
ゴリゴリしていたりします。

左右どちらかで噛むクセのある人は顔の歪みにもつながるので
気をつけてくださいね。

側頭筋の柔軟性が衰えてくると、引き上げ効果が弱くなって
アゴラインのたるみにつながります。

＜お試しセルフケア＞
両耳を手のひらで覆うようにすると（ヘッドホンをする感じ）
ちょうど指先が側頭筋にあたります。
そのまま指の腹でやさしく円を描くように上下にずらしながら
1分程度ほぐしてあげてください。

帽状腱膜

頭のてっぺんに張り付くようにあり、前頭筋と後頭筋が
引っ張り合ってバランスをとっています。
集中していたり、緊張状態が続くと筋肉たちが緊張して
この帽状腱膜はピンと張ってしまいます。
頭が締め付けられることになり、頭が重くなったりぼーっとしたり、
頭痛などを引き起こしたりします。

特にがちがちになりやすいところで、血管を圧迫して流れが弱くなり
薄毛・白髪など引き起こす可能性があります。

＜お試しセルフケア＞
側頭筋ケアの延長線で上に上がっていき、左右合わさる手前で
頭の中心線に向かってギューッと指先を寄せ合います。
３つ数えてぱっと離します。それを5回くり返します。

後頭筋

後頭部の一番出っ張っているところの上についている筋肉です。
（頭の中心を通った眼の反対側）
帽状腱膜についていて前頭筋と引き合っています。

硬直すると頭痛や眼精疲労引き起こしやすくなります。

後頭筋は頭頂部をおおう帽状腱膜を引き寄せる働きがあるので、
柔軟性を持たせることでリフトアップをもたらすことができる
見落としがちな重要ポイントです。

＜お試しセルフケア＞
後頭部の一番出っ張ってるところ（後頭骨隆起）の左右斜め上に
指先を腹をおき、やさしく円を描くようにほぐしてあげてください。

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いかがでしたか？
頭にもしっかり筋肉がありましたね。
また、お試しセルフケアはいかがでしたか。
シャンプー時にやってあげるとついでにできて良いですね！

それではまた～

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